スタッフ

督・本・影・編集

坂口 香津美 Katsumi Sakaguchi

これまで家族や若者を主なテーマに、テレビのドキュメンタリー番組約200本の企画演出を手がける。

映画監督として、劇映画4本、ドキュメンタリー映画2本を手がける。

1作目『青の塔』は引きこもりの若者の自立への芽生えを、2作目『カタルシス』は殺人を犯した少年の罪との出会いを、3作目『ネムリユスリカ』(ロッテルダム国際映画祭ほか正式招待、「恐ろしいほどダークな作風の傑作。驚くほど破壊的で残酷なストーリーだが、同時に見事なまでに完成されていて、不穏に心を掻き乱す、観る価値のある問題作である」(スクリーンインターナショナル)など、高い評価を受けた)は性犯罪により生まれた少女の17年後を、4作目『夏の祈り』(ドキュメンタリー/2014年7月26日紀伊國屋書店よりDVD発売)は被爆地長崎を舞台に高齢被爆者の祈りを描いている。

5作目の映画『抱擁』(第27回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門正式出品/2015年4月、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開)は長女と夫を失った女性(坂口の実母)を4年間撮影、精神の混乱と深まる老いの中でかすかな希望を見出すまでを描いたドキュメンタリー。本作が6作目となる。

著書に、小説「閉ざされた劇場」(読売新聞社刊)。

 

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音楽と演奏  ~ 海野 幹雄 新垣 隆 ~

チェロ演奏

海野 幹雄  Mikio Unno

影:篠原栄治

元N響コンサートマスター海野義雄と、元都響首席チェリスト土田由紀子の元に生まれる。

第20回霧島国際音楽祭特別奨励賞、第14回川崎市音楽賞コンクール最優秀賞、第12回全日本ソリストコンテストグランプリ等受賞。

これまでに、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団等に首席奏者として客演。ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラや紀尾井シンフォニエッタ東京等にも度々参加する。

2008年より毎年銀座王子ホールでリサイタルを開催するほか、指揮・編曲・出版の分野でも活動、現代音楽の演奏にも定評がある。2015年8月にはドヴォルザーク「チェロ協奏曲」のソリストとして神奈川フィルハーモニー管弦楽団と共演。

映画「おくりびと」では12人のチェリストの一人としてレコーディングに参加。東日本大震災以降は度々被災地へ赴き慰問演奏を積極的に行っている。

2012年CD「海野幹雄plays Schumann」をリリース。

 

website > http://mikio-unno.com/

音楽・ピアノ演奏

新垣 隆 Takashi Niigaki

影:今村拓馬

1970年東京に生まれる。4歳よりピアノを始め、ヤマハ音楽教室や千葉県立幕張西高校音楽科などを経て、1989年桐朋学園大学音楽学部作曲科に入学。在学中、若き同志による型破りな音楽に視覚的な要素を加えた演奏会「冬の劇場」に参画。

同学科を卒業後、作曲家ピアニストとして多岐にわたり精力的に活動する。ピアニストとしては数々の演奏家たちと同じ舞台に立つ他、サイレント映画の伴奏も数多くこなし、そのエンターテイメント性と共に近代を検証するひとつの方法の提示としても評価され注目を集めている。

作曲家としては、昭和期における作曲家達の研究に従事し現代音楽を主体としているが、ジャンルはその枠におさまらない。映画やCM音楽の作曲も手掛けている。

教育者としては、2013年度まで母校の非常勤講師を約20年にわたり務める他、アマチュアのためのピアノコンペティションの企画・伴奏や八千代交響楽団の指揮を務めるなど、多くの人々との触れ合いを通じてクラシック音楽をより身近なものとして楽しめるよう尽力している。最近ではテレビ・ラジオ番組に出演し、親しみやすいキャラクターとして今までとは違う一面も見せ輝きを増している。

作曲を南聡、中川俊郎、三善晃、ピアノを中岡秀彦、河内純、夢藤哲彦、森安耀子、指揮法を高階正光の各氏に師事。

 

website > http://neues-akkord.com

プロデューサー・編集

落合 篤子  Atsuko Ochiai

学習院大学法学部卒。在学中よりTVドキュメンタリーの演出助手となる。

2000年、監督の坂口香津美とともに映像プロダクション・スーパーサウルス設立。

映画プロデュース作品に、『青の塔』(01)、『カタルシス』(02)、『ネムリユスリカ』(11)、『夏の祈り』(12)、『抱擁』(14)、『シロナガスクジラに捧げるバレエ』(14)(いずれも坂口香津美監督)。NNNドキュメント10「かりんの家~親と暮らせない子どもたち」(日本テレビ)など、テレビ番組や出版の企画・プロデュース・構成を行う。

著書に「幸せをつかむ力 ~はじめ塾80年のキセキ」(日本評論社)。

 

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宣伝メインビジュアル画

藤原 舞子  Maiko Fijiwara

1981 奈良県に生まれる

2001 川口起美雄氏に混合技法を学ぶ

2003 大阪芸術大学芸術学部美術学科平面コース卒

2003 Punkt展 青木画廊(‘04~‘07、‘11~‘13)

2005 武蔵野美術大学大学院造形研究科 美術専攻油絵コース終了

2008 二人展「Magic Reality」(Galerry Bandi/ソウル)

2009 個展(青木画廊/LUFT)

2009 風の方向展 ギャラリーヒルゲート(‘11、‘13)

2011 アートフェア東京

2014 静筆の画家ミニアチュール展 青木画廊(‘15)

2015 個展「鏡の中の系譜」青木画廊

 

website > http://aokigallery.jp/2011ex/fujiwara2015/

宣伝美術

森山 真(CLASS) Shinji Moriyama

1983年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部演劇映像専修卒業、多摩美術大学造形表現学部デザイン学科中退。

国内の広告代理店を経て、2013年よりニューヨークのクリエイティブブティックSWELLに参加。2015年よりフリーランス。

ファッション・コスメティックブランドを中心に、アートディレクションからモーショングラフィック、インタラクティブデザインまで多岐にわたり制作。

IACアワード、読売広告大賞、西日本新聞広告大賞、ビジネス広告大賞、サンスターアイデア文具コンテスト等受賞。

 

website > http://cargocollective.com/shinjimoriyama

ホームページ制作

堺谷 陽平 Yohei Sakaidani

1989年富山県生まれ。HAL大阪CGデザイン学科中退後、個人で全国の専門学校を対象とした産学連携を目的としたサービスや、日本国内のeSports活性化を目的としたウェブサイトやイベントを企画開催。その後、東京のITベンチャー企業を経て、留学先で出会った韓国人と東南アジアをバックパッカーとして周り、現在は富山県に拠点を置きホームページ制作以外にも、地元の自然を活かした特産物作り、飲食店や古民家活用プロジェクトの企画などを行って活動している。

 

website > http://sakaidani.info/

音楽録音: 若生浩(アウローラ・クラシカル)、服部文雄

 

サウンドデザイン: 今泉徳人(日本アコースティックレコーズ)(http://www.narrecords.com/stuff.html

 

題字: 小澤菜穂

 

英語字幕: 加藤綾華シンディー

 

海外アドバイザー: 長谷川敏行

 

音楽協力: 新演奏家協会、エナスタジオ 田仲範行

 

制作協力: ダブルフォックス (http://www.wfoxx.com/

 

キャスティング協力: 原田努務

 

特別協力:

クリーク・アンド・リバー社 中村洋之 中島晃、メディア・リース 関本仁、ダブルフォックス、フェネックジュニア、原田努務、井手小百合、野尻輝将、レンタルスクエア 小松豊、サンディスク、学習院同窓会桜友会、千代田ユネスコ協会、代官山dream works project、炭谷宇紀子、炭谷早紀 、望月義也、佐藤弘子、八丁堀会のみなさん、ホテル瀬戸浜、ホテル千倉、TCC試写室、Arts Marketing山本純子、MotionGallery.inc大高健志、青木画廊 青木径、本田孜、小仁所真実、松下由起子、松下麻美子、大久保美保子、橘 真紀、岡田 亜紀、西原 博史、山岸英史、杉山裕

 

撮影協力:

千葉県南房総市、南房総市観光プロモーション課、南房総市フィルムコミッション、東京ロケーションボックス 遠藤肇、オフィスイケガミーズ 池上勇人 池上佑子、長野智香、長野ゴマ、長野ディオ、ホテル瀬戸浜、ホテル千倉

 

© 2015 シロナガスクジラに捧げるバレエ