映画 / FILM
『青の塔』Blue Tower
〜 この部屋は、きっと、世界とつながっている 〜
19歳の青年・透は、母と二人暮らしの家でひきこもりの生活を続けている。
ある日、深夜の運河で、傷ついた一人の少女と出会うが・・
誰ともつながる事のできない不安、孤独、葛藤…。
ひきこもり青年の内面世界と自立へのめざめを描く。
坂口香津美、長編劇場映画初監督作品。
出演:中村佑介、さわ雅子、前沢美沙
監督・脚本・編集:坂口香津美
撮影:長谷川貴士 録音:野口昌利
照明:舞草剛 音響監督:山下博文
美術:清水大輝 音楽:中村佑介、山下博文
プロデューサー:落合篤子
製作:SUPERSAURUS
配給:アルゴ・ピクチャーズ
2000年製作/146分/カラー/35mm
第34回ヒューストン国際映画祭コンペティション部門シルバーアワード受賞
2004年 ARRIKINO(ドイツ・ミュンヘン)
シネマアートン下北沢、アップリンクファクトリー(東京)、シネ・ヌーヴォ(大阪)ほか全国劇場公開
『カタルシス』CTHARSIS
〜 少年A、その罪のゆくえ。〜
東京近郊の街で、14歳の少年による連続少女殺人事件が発生した。
3年後、少年院を仮退院した少年は、家族とともに母親の故郷の島へと向かうが・・
愛する家族が罪を犯したとき、あなたにできることは何か。罪を償うとは。
カタルシス(罪の浄化)はいかにして可能か。
罪を犯した少年と、息子が背負った「罪」により追いつめられ、
居場所を失った家族の再生と希望を見つめた物語。
出演:尾上寛之、斉藤麻衣、大高力也
監督・脚本・編集:坂口香津美
撮影:長谷川貴士 録音:田中博信
照明:佐藤譲 音響デザイン:本田孜
美術:松尾文子 音楽:池辺晋一郎
Violin:神尾真由子 Piano:池辺晋一郎
宣伝写真提供:藤原新也
プロデューサー:落合篤子
製作:SUPERSAURUS
配給:アルゴ・ピクチャーズ
2002年製作/113分/カラー/35mm
第21回ミュンヘン国際映画祭正式招待作品
2003年 新宿武蔵野館(東京)、シネ・ヌーヴォ(大阪)ほか全国劇場公開
2004年 ARRIKINO(ドイツ・ミュンヘン)公開
『ネムリユスカ』Sleep
〜 生まれて初めて、愛を知った。〜
バレリーナを夢見てレッスンに通う、ごく普通の15歳の少女、琴野。
ある夜、道を尋ねるふりをして声をかけてきた男にレイプされてしまう。
そして身籠り、夏芽を産んだ…
性犯罪により生まれた少女と、その家族の絶望と再生の物語。
様々な葛藤を抱えた少女が、必死で生き抜こうともがきながら、大人への階段を上がっていく姿を詩的な映像美で描く。
「恐ろしいほどダークな作風の傑作。驚くほど破壊的で残酷なストーリーだが、同時に見事なまでに完成されていて、不穏に心を掻き乱す、観る価値のある問題作である」(Screen International) と海外メディアの高い評価を受けた。
出演:平野茉莉子、小林愛実(特別出演)、 駒形美如、中村太一、岩尾拓志
監督・脚本・撮影:坂口香津美
美術:石原正信 録音:安岡勲
整音:本田孜 編集:坂口香津美、落合篤子
音楽:日高哲英 ピアノ演奏:小林愛実
海外アドバイザー:長谷川敏行
プロデューサー:落合篤子
製作:SUPERSAURUS
配給:ゴー・シネマ
2011年製作/日本/カラー/96分/シネマスコープサイズ
第40回ロッテルダム国際映画祭正式招待作品
第19回レインダンス映画祭正式招待作品
第47回シカゴ国際映画祭正式招待作品
2011年シアターイメージフォーラム(東京)、シネ・ヌーヴォ(大阪)ほか全国劇場公開
DVD発売中こちら
『夏の祈り』Atomic Bomb Home
〜語り継ぐこと、祈ること・・・
ナガサキ、魂をゆさぶる真実のドキュメンタリー〜
映画の主舞台である「恵みの丘長崎原爆ホーム」は、被爆高齢者のための日本最大規模の特別養護老人ホーム。入居者たちは年に数度、ホームを訪ねて来る小中高生のために「あの夏の日に起こった自らの被爆体験」を劇にして上演する。
映像作家・坂口香津美にのみ長時間の撮影が許された被爆高齢者の聖域。
2年間に及ぶ撮影、今なお癒えぬ哀しみと祈りを鮮烈に伝える映像叙事詩。
監督・撮影:坂口香津美
語り:寺島しのぶ
ピアノ演奏:小林愛実 フルート演奏:新村理々愛
音楽:日高哲英 音響デザイン:長嶌寛幸
編集:坂口香津美、落合篤子
海外アドバイザー:長谷川敏行
プロデューサー:落合篤子
製作:SUPERSAURUS
配給:ゴー・シネマ
2012年製作/日本/カラー/95分/ドキュメンタリー
文部科学省選定/厚生労働省社会保障審議会推薦 児童福祉文化財(中学生以上 家庭・一般)/カトリック中央協議会広報推薦/日本カトリック大学連盟推薦/日本映画ペンクラブ推薦/映倫・年少者映画審議会推薦
第3回国際ウラニウム映画祭正式招待
2012年 長崎セントラル劇場、アップリンク(東京)、シネ・ヌーヴォ(大阪)ほか全国劇場公開
DVD発売中
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-10-4523215114943
http://www.amazon.co.jp/夏の祈り-DVD-坂口香津美/dp/B00K2OJ2SA
『抱擁』Walking with My Mother
~ 母の心の闇と愛と撮った4年間 ~
最愛の人を喪った時、いかにしてその後の人生を生きるか監督の坂口香津美が自身の母親の心の旅路と再生を描いたドキュメンタリー
出演:坂口すちえ、宮園マリ子、坂口諭
監督・撮影・編集:坂口香津美
プロデューサー・編集:落合篤子
音楽・ピアノ演奏:大沢充奈
ソプラノサックス演奏:齋藤有以 アルトサックス演奏:若山皓平
音楽録音:一本嶋 諭 音響デザイン: 山下博文
タイトル・宣伝美術:小澤菜穂 英語字幕 白神愛紀子
ワールドセールス・編集協力:長谷川敏行
製作・配給:スーパーサウルス
2014年製作/日本/カラー/93分/16:9/ドキュメンタリー
平成27年度 文化庁映画賞文化記録映画優秀賞受賞
東京国際映画祭2014日本映画スプラッシュ部門正式出品作品
ドイツ・ニッポンコネクション2015ニッポンビジョン部門オープニング作品
2015年 シアター・イメージフォーラム(東京)、シネ・ヌーヴォ(大阪)、ガーデンズシネマ(鹿児島)、名古屋シネマテーク(愛知)、神戸アートビレッジセンター(兵庫)にて公開。
2015年11月14日より、ポレポレ東中野にて「『抱擁』文化庁映画賞受賞記念 坂口香津美監督特集」としてアンコール上映。
公式Facebook:こちら
『シロナガスクジラに捧げるバレエ』A Dance for Blue Whales
~津波で愛する家族を失った幼い姉妹の再生の旅~
少女たちのいのちの陰影を詩情豊かに描くサイレントフィルム
『曙光』Heart Beat
~どうすれば自殺しようとする人を救えるのか~
日本は年間2万人以上の人が命を絶つ自殺大国。物質的に恵まれたこの国で自殺者が減らないのはなぜなのか?
本作は、娘を自殺で亡くした母親が、自殺しようとする人々を保護し、救助する物語。
その遭遇と葛藤、そこに差し込む光を描く。
主演:黒沢あすか
監督・脚本・撮影:坂口香津美
プロデューサー:落合篤子
録音:山本研二 照明:田中爽一郎 制作:狩野美彩子
編集:坂口香津美、落合篤子 サウンドデザイン:今泉徳人
英語字幕:白神愛紀子
製作・配給:スーパーサウルス
120分/2.35:1(シネマスコープ)/4K/カラー/日本
2018年10月6日からアップリンク渋谷(東京)にて公開
以後、大阪シアターセブン、鹿児島ガーデンズシネマほか全国順次公開
公式HP:こちら
公式Facebook:こちら
【自主上映の御案内】
あなたの町や学校で坂口香津美監督の映画を上映してみませんか?
上映についてのご相談を承ります、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、坂口香津美監督の講演会についてもぜひご相談ください。
(お問い合わせ先)
株式会社スーパーサウルス
〒104-0042 東京都中央区入船1-6-6
tel 03-3551-5530 fax 03-6893-6516
info@supersaurus.jp
http://supersaurus.wix.com/supersaurus
坂口香津美監督作品
いずれも、自主上映会のご相談を承ります。
「青の塔」…ひきこもりの青年の自立への芽生え
「カタルシス」 …殺人事件を犯した少年の罪との出会い
「ネムリユスリカ」 …性犯罪被害者の少女の17年後
「夏の祈り」(ドキュメンタリー) …被爆地長崎、被爆高齢者の祈りと希望
「抱擁」(ドキュメンタリー)…長女と夫を失った78歳の実母の再起への道
「シロナガスクジラに捧げるバレエ」…大震災後の世界を生き抜く11歳と8歳の姉妹の7日間
【坂口香津美監督講演会】
(講演テーマ)
「ひきこもりからの自立のために」(映画『青の塔』やドキュメンタリー番組製作の経験から)
「幸せな老後を送るための10の言葉」(映画『抱擁』製作の経験から)
など